リビングの飾り棚の材料を選びに
お客様と一緒に、木材が保管してあるELD倉庫へ。
棚板は4段。
選んだ板のどの部分を使用するのか。
木目の向きはどう向けるか。
配置する順番はどうが良いか。
毎日目にする場所、日々過ごす場所で
せっかくなら心地の良いバランスでありたい。
お客様と想いが合致し、倉庫まで足を運んでいただきました。
イメージは「一枚板で耳付」「厚みは40㎜前後」。
この条件だけが決まっていても、その中でひとつとして同じかたちはありません。
材種、色味、形、木目を実際に見て選び、カット部分も決めていただきました。
これはもう、素敵な仕上がりになること間違いなし。
期待をいだきながら、倉庫をあとに。
現場では板を実際に配置して、見え方や並びを確認していきます。
倉庫で見る雰囲気とは、木材がまた違ったように見えます。
荒々しい耳の部分がシンプルな空間から際立つよう、壁より少し出して
素材を活かしてワイルドに無塗装で。
ひとつひとつの丁寧な選択で
心地の良い空間が作り出されていきます。
完成が楽しみです。
森本