新築の住宅の玄関門扉を取り付けさせていただきました。ピーラー(米松)で組まれた建具をオイルで仕上げています。これだけ大きいスケールの建具が取り付けられると家全体に重厚感が出たように感じます。

更に門扉の奥にウォールナットで玄関ドアを取り付けました。これもかなりのサイズと重厚感です。
このような立派な建具を作らせていただく機会は少ないので、とても貴重な経験でした。木製の建具は気候によって伸縮したり反りが出たりと、常にいろんな条件を配慮して設計しなくてはいけません。例えばこの玄関ドアも表面は厚みが12mmのウォールナットの無垢材を両面に貼ってありますが、中にはスチールのフラットバーを仕込み反りを防ぐ構造にしています。しかし木製の建具にはアルミサッシとかには無い独特の佇まいがあり、家のどこかに一ヶ所でもあれば、その一画がとても趣のある空間になります。ここでもまた木の魅力を感じてしまいました。