暑い夏の中着工し、年末に完工した 西阿知のいえ。
今回はとなりの敷地には施主様のご両親の大きなお家もあり、
ゆくゆく移り住むこともあるとの事で、
今回は出来るだけミニマムに作り上げました。
外観はブラックのガルバリウム鋼板で仕上げ、内観は白を基調としたシンプルな内装。
床は肌触りの良い杉の無垢材を使い、空間も優しい印象に。
工事中、となりのお家に住んでいた施主様の娘さんが出来上がりを毎日楽しみにして、
現場にも『ただいまー!!』と学校帰りに
遊びにきてくれていました。
新しい生活を迎えるワクワクを、現場が進むごとに一緒に感じることが出来た
職人さんたち、私たちもうれしい現場でした。
この空間のなかで、また毎日あの可愛い声が響く日々が楽しみです。
そんな日常を支えるための場。
家の温かさ、大切さを改めて感じました。
このような機会を与えて頂いて、有難うございました。
タカモト