九月初旬にオープンハウスを開催した、『丘をのぞむ家』の一カ月点検を行いました。
外構も完成し、施主様のこだわりの生活が始まっています。

秋晴れのきれいな空と、グレーの外壁とのコントラストの美しさが印象的です。
ポーチ内には、秋を感じるディスプレイもされていました。
色彩のバランスが絶妙です。

玄関ドアを開くと大きな観葉植物があちこちに置かれています。
全て施主様がご自身たちで選び、集めてきたものです。

設計段階から、施主様のこだわられていたグリーンとの共存の住まい。
新しい空間を作っていく過程を施主様自身が愉しまれているのを感じ取れます。

ご主人様の珈琲のおもてなし頂きました。厳選された道具が並んでいます。

ダイニング後ろに設置したオープン棚に並ぶキャニスターは、
ダイニング照明に選ばれたものと同シリーズでした。細やかなこだわりが素敵です。

この家のどこからでも眺められる西面のテラスには、アメリカ楓を植栽しています。
アメリカ楓は落葉樹です。四季の移り変わりを楽しめるように、と選ばれました。
木の成長と共に、この家での時間の積み重ねを感じて頂けるのではないでしょうか。
今回の訪問では、施主様がきっと計画段階から描かれていたものを一つ一つ、丁寧に
実現されている様子が見られ、感動しました。
家の完成自体を非常に喜んでいただけたことも、もちろん
ここでの暮らしをこのように愉しまれている姿が本当にうれしく、有難く感じます。
引き渡し後の定期点検時は、家のその時の状態、メンテナンスの必要性などの確認をしていきますが、
永く住まわれている中で、施主様の住まい方の変化や、
その家での楽しみ方を新たに見つけられているような場面に遭遇することも多いのです。
これからも、長い時間をかけて施主様が日々を心地よく過ごしていただける
空間作りを目指していきたと感じます。
そして、これからのその変化に寄り添っていきたいと思います。
タカモト