今年の夏は例外とも言える、雨の多い夏。
もう間もなく完成予定の『丘をのぞむ家』も現場は雨の影響を受けつつありますが、
この蒸し暑さと戦いながら 職人さんたちが急ピッチで仕上げに取り掛かってくれています。
今回は『丘を望む家』の大きな特徴の一つ、屋根仕舞いのお話です。
傾斜を抑え、低く広がるようにデザインされた屋根。
更にそれをシャープに折り返し、一体化しているように見える東面の外壁。
両者ともガルバリウム鋼板を採用し、同色のモノを選んでいるのはもちろんの事ですが、
より一体感を、よりシャープさを追求した納まりが今回の挑戦でした。
この屋根には雨樋がありません。
施主様の「雨樋を無くしてよりすっきりとしたデザインに出来ませんか?」という要望を請け、
雨樋がなくても雨水の侵入も防ぎ、機能的にも問題ない屋根仕舞いを検討しました。
雨樋がないと、屋根から落ちる雨水を受け止めるものがありません。
軒先から屋根を伝い、そのまま流れ落ちていきます。
それらを理解して頂いた上で、家の中から雨が伝い落ちる様を愉しんで頂くのも一つの良さと感じています。
雨樋がない分、躯体への雨水の侵入を防ぐよう、ディテールの納まりをしっかりとしていかなくてはいけません。
破風、鼻隠し 共に屋根との一体感を出すために、やはり同色の板金で納めます。
水や空気の流れを考えながら、板金をどの様に曲げて どのように他の部材と連結していくのか、
現場で設計者と職人とのやり取りを綿密に行います。
ELDの家は規格商品ではないので、その都度 目指しているデザインや機能に向けて
現場ごとにこのようなやり取りを行い、それぞれのベストな方法を導き出します。
施主様の価値観を尊重し、それぞれの要望をトータルでデザインし、それを具現化する。
その為には、このような現場での設計者と職人の経験・知識を共有し、更に昇華させる作業が欠かせません。
このような徹底したこだわりが一つずつ積み重なって、ELDHOUSEが出来上がっているのです。
これらのディテールはもちろん説明されないと分からないことかもしれません。
しかし、その様なことに手を抜かず 積み重ねていくことで、
その場で言わずもがな感じられるものがあると考えています。
こうして出来たELDの家を細部まで見ていただける完成見学会。
岡山県総社市にて、2021年9月4日(土)・5日(日)の2日間で開催いたします。
ご新築やリフォーム、家具にご興味のある方から、
ELDに少しでもご興味がある方はぜひこの機会にご覧になってみてください。
ご来場いただいた方には、ELDからささやかなオリジナルプレゼントも
ご用意しています。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
※尚、コロナ対策の一貫として完全予約制とさせて頂いております。
見学ご希望の方は、下記URLもしくはお電話よりご予約ください。
後程こちらから現地への詳細な地図をお送りいたします。
ご予約はこちらから↓
「丘をのぞむ家」予約フォームairrsv.net/eldopenhouse-090405/calendar
■日 程 : 2021年9月4日(土)・5日(日)