当店の空間を彩る岡山の手仕事の逸品の中から今回は備前焼作家の細川敬弘さんの作品をご紹介。
細川敬弘さんの作品には、「備前焼」という枠に収まりきらない“土”の魅力が込められている。
素地のまま焼き上げる「素面(しらふ)」、塊で残る“コツ”を多く含んだ土を表面に貼って焼き上げる「礫」など、細川さんが独自に導き出した技法によって生まれる表情は、まさに唯一無二。
そこに辿り着くまでには、多くの匠たちの哲学に触れ、試行錯誤を重ねた年月があった。
「10人いれば10人とも考えが違う。土を語る人もいれば、造形を語る人もいる。その一人ひとりの話を自分の進む道と照らし合わせ、実践しては改善点を見つける。その繰り返しの中で自分らしい備前焼を磨き上げてきました。」と細川さんは語る。
今は何よりも“土”にこだわり、備前のあらゆる場所の土を収集。
「集めた土は、電気釜で焼いたサンプルを作り、仕上がりを確認します。そこでまた土同士をブレンドして色や質感をさらに突き詰めていきます。」
この過程そのものが細川さんの作品に表れている。
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