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#04三宅吹き硝子工房

岡山市郊外、緑豊かな住宅地の一角に吹きガラス作家三宅義一さんの工房「三宅吹き硝子工房」が2009年に設立されました。
工房で使われている坩堝以外の釜や吹き竿などは三宅さんの自作であり、燃料は灯油が使用されているそうです。

製作の工程は、下地となる下玉を拭き、続いて上生地を重ねて吹き形を作り形成、平行な平均台のような
作業台の上でガラスのついた吹竿を転がし工具を使って成形、吹き竿空ガラスを切り離し徐冷釜に入れる、という流れ。
工程ごとの間にガラスを釜に入れ、成形し易いよう柔らかくしています。
三宅さんの作品は、ぽってりとした温かみのある吹きガラスならではの味わいがあり
普段使いができる綺麗なもの、可愛いものを心がけて製作されています。

美しい色合いや素朴でありながらも人々を魅了する三宅さんの作品は、日々の暮らしにそっと寄り添うものばかりです。

ITEM

ARTIST

  • ( 三宅吹き硝子工房)

    https://www.instagram.com/accounts/login/?next=/yoshi2970/