ELD JOURNAL

【SHOP】暮らしを照らす和紙

#072
鳥取県鳥取市青谷町を拠点に、「現代に活きる和紙」をテーマに、伝統を受け継ぎながら現代の生活で用いられる和紙・和紙製品を提案する谷口・青谷和紙。

ELDと谷口・青谷和紙との出会いは、代表が出張で訪れた、ある空間がきっかけでした。
照明と家具だけで構成された一室。
光と造形が互いを邪魔することなく、それぞれの存在を引き立て合い、空間そのものがひとつの完成された世界のように感じられました。
照明の持ち主の方からお話を伺う中でより興味を持ち、店頭でもぜひ家具とともにご提案したいと強く感じたことが、取り扱いのきっかけとなりました。

今回ご紹介するのは、立体漉きの技法を発展させ、球状に漉き上げた和紙を用いた照明器具シリーズ。
和紙そのものを球体へと三次元で漉き上げる革新的な技術。
長年の研究の末に生まれた、世界初の和紙のかたちです。

その表情は継ぎ目がなく、蚕の繭のように美しい曲線を描きます。
一貫して雲や繭といった自然の中にあるやわらかなモチーフを取り入れ、素材感を活かした自然美あふれるデザインが、見る人の心を和ませてくれます。
あかりを灯せば、楮(こうぞ)繊維を透過したやわらかく温かな光が広がり、空間に心地よい寛ぎをもたらします。

自然や環境と共生し、調和していく日本古来の考え方を持ちながら、希少な技術によってモダンデザインとも融合する谷口・青谷和紙。
伝統的な手仕事を大切にしながらも、現代の暮らしに合わせて進化していくその姿勢は、私たちELDが大切にしている「手作りの工業製品」という考え方にも通じるものがあります。

職人の手仕事による温もりと、安定した品質を実現するものづくり。
谷口・青谷和紙の照明もまた、暮らしの中で長く愛されるプロダクトのひとつ。
他の和紙照明とはまた異なる、あかりのあり方を提案してくれます。

BRAND

  • 谷口・青谷和紙

    鳥取県鳥取市青谷町を拠点とする谷口・青谷和紙は、「現代に活きる和紙」をテーマに、伝統技術を受け継ぎながら現代の暮らしに寄り添う和紙製品を生み出しています。代表的な照明シリーズは、立体漉きの技法を発展させ、和紙を球体へと三次元で漉き上げた世界でも珍しいプロダクト。継ぎ目のないやわらかなフォルムは雲や繭を思わせ、楮繊維を透過する温かな光が空間に穏やかな心地よさをもたらします。