ELD JOURNAL

【建築】オフィスに「緑」をデザイン

#071

ELDの建築が大切にするのは、年月を経て深みを増す素材の力。そこに「植栽」をふんだんに取り入れることで、オフィスは五感を刺激するクリエイティブな拠点へと進化します。

1. 空間の中心に「集いの樹」を
――多目的に活用する、社員のためのフリースペース

カウンターデスクの中央から力強く伸びる中高木を、象徴的なセンターピースとした事例。ランチやカジュアルな会議など、社員が自由に集うフリースペースとして機能します。
ホワイト塗装のスケルトン天井が開放的な広がりを生み、ウッドフローリングとスポットライトに照らされた緑が、まるで公園の樹の下にいるような安心感と、心地よい「溜まり」をオフィスに創出します。
2. 視界を整える「呼吸するパーテーション」
――ゲストを優しく迎え入れる、守られた待ち合いスペース

来客用打ち合わせの「前室」として、ソファと植栽を一体化させた事例。オープンなラウンジと会議室を緩やかに隔て、第一印象を整える大切な場所です。
ソファ一体型の造作プランターとガラスパーテーションを組み合わせることで、奥行きと潤いを保ちつつ、座る人に「守られている感覚」を提供。無機質になりがちな待ち時間を、思考を心地よくスイッチさせる豊かなひとときへ変えています。