ELD JOURNAL

【TOWER COFFEE ‘S STORY #1】

#042

「タワーコーヒーのハンバーグは、新世界への入り口かも。」
※ この物語はフィクションです。

営業車のハンドルを握り、ノルマという名の「強敵」と戦う俺たち。かつて月曜の朝、分厚い少年週刊誌を奪い合い、ボロボロになるまで読み耽った初年時代を過ごし、今や社会という荒野を行く一兵卒だ。
外回りの合間、吸い寄せられるように立ち寄る「タワーコーヒー」。ここでのハンバーグは、俺らにとっての「仙豆」だ。ナイフを入れれば、修行の成果が報われるような肉汁が溢れ出す。つなぎを使っていないので、肉の旨みを一層楽しめる。赤ワインソースに添えられた、その食べ応えのある食感は、かつてご褒美のハンバーグを前に、海賊王を夢見た少年のような無敵の多幸感を呼び覚ます。食後のブラックコーヒーは、荒ぶった心を鎮め、次なる「新世界」へ漕ぎ出すための儀式。店名の通り、ここは戦い続ける僕らを照らす「灯台」だ。胃袋に少年の火を灯し、スーツの背筋を少しだけ伸ばして、俺は再び「冒険」という名の現場へ。

TOWER COFFEE

  • 岡山県岡山市北区横井上20-3
    086-259-1291