福田の家

福田の家

  • 2025

  • 岡山

  • 住宅

PROJECTS

レコードに針を落とす。
その音はSANSUIのアンプ、TANNOYのスピーカーを通り、吹き抜けに響き渡る。
音楽と本、緑を愛する施主ご家族が理想とする住まいは、空間のあり方を自身の「暮らし方」と照らし合わせ、無駄を最大限に削ぎ落とすことで完成した。
5m の吹き抜けから見下ろすリビングは、茶褐色の木と白壁で構成。木の壁面は、板材をグリッド状に貼り、モダニズムな装い。
施主様が計画時点で決めていたレコードスペースは、リビングの階段下に。壁にブラックチェリーの突板を貼り、次袋収納と棚板を取り付け、一つの家具のような設えとした。リブパネル貼りの扉が空間の良いアクセントに。
玄関は大窓から自然光が注がれる、明るく広がりのある空間。玄関収納は一部をオープンとすることで、単調になりがちな壁面収納に、奥行きとリズムが生まれ、飾り棚としての空間演出を可能とした。また、モダニズム建築の要素として、ガラスブロックの明かり取りを採用。廊下に落とされる、ゆらぎある柔らかい光が心地よい。
褐色のテラコッタタイルの床と、ミニマルデザインの造作家具で構成されたキッチン。
LDK 全体で調和が取れるよう、収納はキッチン内はブラックチェリーに統一し、ダイニングに面する部分には白ポリを使用。
「木陰で読書を」という要望から生まれた、2階寝室と繋がっているルーフバルコニー。LDKを見下ろすことができる大窓により、内と外を視覚的に繋ぎ、リビングから家族の存在を感じられる。

写真 : 内田 伸一郎 / 内田伸一郎写真事務所 計画種別 : 新築住宅 用途 : 住宅 主体構造 : 木造在来 規模 : 2階建て 敷地面積 : 180.35㎡ 建築面積 : 66.89㎡ 延床面積 : 102.04

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