静岡県富士市の工業地帯に本社を構える、創業68年の燃料販売会社の新社屋である。燃料業界の過渡期を迎えた現在、人材とサービスの向上を目指し、「新時代を築いていく拠点」となる場所を計画。建築設計・インテリアデザインに携わった。1階の待合室があるタイル外壁の棟と、1階の整備場と2階の事務所からなる板金外壁の棟とで構成。待合室では、整備場でメンテナンスされている愛車の様子が伺える窓や、会社の顔となる受付を設け、待ち時間を快適に過ごせる空間とした。その結果、1階の待合室と整備場の天井の高低差により、メリハリのあるゾーニングに繋がった。また素材には「職場」の清潔さや力強さと「憩いの場」の優しさを基準に厳選、度重なる組み合わせや検証を行った。オフイスでは多様性ある空間づくり、無駄のない動線計画に基づき、会議室、執務室、コワーキングスペースを設けた。