「earth music&ecology」が西日本の旗艦店として展開する、ブランドイメージの刷新を掲げたリニューアルプロジェクト。従来のフェミニンな世界観から、自立した現代的な女性像へとイメージの転換を図るための空間構築が試みられた。象徴的だったブルーのファサードサインは白へと刷新され、クリーンで洗練された佇まいへと視認性を変容させている。スモーキートーンで統制された店内には、柔らかなメープル材の什器をアクセントとして配置。対してレジカウンター上部には、LED蛍光灯を露出させたミニマルなペンダント照明を配し、空間に硬質で凛とした緊張感を与えた。平面計画では、店内中央に「やぐら」状のフレームを構築。空間の中に緩やかな「仕切り」を生み出すことで、来店者がその周囲を回遊しながら、自然と商品を吟味できる立体的な動線計画とした。素材の対比とディテールの抑制により、これからのブランドの姿勢を体現する店舗空間となった。