1905年創業の「氷」と「冷凍」のリーディングカンパニー、アイスラインの本社オフィスリニューアルプロジェクト。業務のスマート化と自社の魅力発信という「内と外」の革新をテーマに、旧事務所を多様なコミュニケーションを生む複合空間へと再生した。執務エリアはモノトーンと寒色を基調に構成(。溶岩タイルの腰壁とカラーガラスのカウンターで、企業のアイデンティティである「氷」の質感を表現した。一方、透明度の高いガラスの間仕切りの先に広がる多目的スペースは、木質をベースとした温かみのあるラウンジのような設え。その中心に据えられたモルタル調天板のキッチンカウンターは、顧客へ冷凍食品の調理法を研究・提案する「ラボ」として機能する。床や天井の素材変化による緩やかなゾーニングを施し、機能性と遊び心が同居する、これからのオフィス環境の在り方を提示している。