I邸

I邸

  • 2019

  • 東京

PROJECTS

昭和40年代に建てられ、当時としては画期的なセントラルヒーティングを取り入れた東京都内のマンション。ヴィンテージとも言えるような一戸のフルリノベーションである。施主はインテリアショップを営んでおり、「広いリビングダイニングの1LDK」という希望とともに、長年かけて収集した小物や家具が映える空間も意識した。以前3LDKだった間取りを解体し、今のスタイルに合うように変更。鉄道沿線という立地も考慮し、リビングの窓を二重にし、サンルームの間仕切りにブロックガラスを用いるなど、騒音とプライバシー確保の対策を行った。キッチンにおいては、カウンターの腰には栃木県の大谷石を採用。重厚感があり、リビングの家具や小物によく調和している。キッチンバック収納は玄関収納と繋がっており、買ってきた食材の収納を容易に。エントランスにおいてはウィンタースポーツが趣味の施主夫妻のために大容量の土間収納を設けている。機能性とともに素材選びや収まりのディテールにこだわることで、シンプルな造りの中に個々の素材が活きる本物志向の空間となっている。

PROJECTS