ELD JOURNAL

【TOWER COFFEE】創意工夫で作り上げた瀬戸内の糀。

#014
現在タワーコーヒーのお味噌は、瀬戸内市の「名刀味噌本舗」のお味噌を使っています。
そこで代表の高原隆平さん(写真右)に、美味しさの秘密を伺いました。

タワーコーヒー(以下T) 
いつも美味しいお味噌をありがとうございます。本日はその美味しさの秘訣を、創業の歴史からこだわりまで詳しくお聞きしたいと思います。

高原さん 
うちの歴史ですが、1954年に私の祖父が、「こうじ高原」という屋号で始めたのが創業になります。当初は「糀屋(こうじや)」という業種で、お客さんから預かったお米を米麹にしてお返しすることを生業としていました。

T
お客さんはその米麹をどう使うのですか?

高原さん
その米麹で自家製の味噌や甘酒などを作っているそうです。今でもうちの米麹で自家製味噌を作っているお得意様もいらっしゃいます。発酵食品への関心が高まっていて、うちのオンラインストアでご注文される方も増えてきています。

T
名刀味噌さんの製品が、地元だけでなく全国的に評価されて嬉しいです。そのお味噌や麹に対するものづくりの姿勢やこだわりを教えてください。

高原さん
創業者である祖父の創意工夫と、瀬戸内市内で採れる食材を使うところだと思います。

T
お兄様の陽平さん(写真左)とお揃いで着ているTシャツからも、お祖父様へのリスペクトが十分に伝わってきます。お祖父様の工夫を教えていただけますか?
高原さん
蒸した米・麦などに麹を付けて発酵させる糀室(こうじむろ)という設備があります。従来は木や土壁など調湿できる素材を用いたものが主流なのですが、建造するのに多くの費用がかかります。そこで祖父は、プレハブ式の冷蔵庫を麹室に改造し、設備の製作コストを削減しました。また、平型乾燥機を採用することで、合理的な生産を可能にしました。

T
当時としては画期的なことだと思います。食材は地元のものを使うということですが、生産者の方々との良い関係が、美味しいお味噌の秘訣なのですか?
高原さん
そう思います。地元の農家さんと連携することで、素材について色々と教えていただくことも多いです。名刀味噌でも大豆を栽培していて、農家さんの苦労を知ることができ、食材の一つ一つを大切にしていく気持ちが強くなりました。


T
お祖父様の創意工夫と素材へのこだわりが十分伝わりました。最後に今後の名刀味噌についてもお聞かせください。

高原さん
糀屋という軸を外すことなく、「今」の食材と合わせることで、麹・甘酒・味噌(もろみ)の魅力を味わっていただけたらと思います。商品開発を担当している兄のおすすめは「糀ネクターのソーダ割り」です。

T
先ほどいただきましたが、乳酸発酵した糀の酸味と炭酸の清涼感、後からくる甘酒の香りが癖になりますね。これからも「糀」の新たな魅力を紹介してください。

お話ししていくうちに、高原さんご兄弟、お父様、スタッフの方々の、糀や味噌に対する真摯な気持ちがひしひしと伝わりました。ご興味ありましたら是非「名刀味噌」の味をお確かめください。

お味噌など一部商品は ELD 岡山店でご購入いただけます。

名刀味噌本舗

  • めいとうみそほんぽ

    岡山県瀬戸内市土師 14-3
    TEL 0869-26-2065
    営業時間 8:00~16:00(月~金)
    8:00~12:00 (土)
    定休日/日曜・祝日
    http://www.meitoumiso.com