ELD JOURNAL

【ELD SHOP】森の記憶を、暮らしの中に

#067
長い時間をかけて育ってきた木々が広がる屋久島で、倒木などを活用し、木の道具を制作されている西優樹さん。

西さんとELDとの出会いは、2025年2月に遡ります。
東京で開催されていた作品展で、代表が作品を購入したことがきっかけでした。

そのとき出会ったのは、
「栂瘤(つがこぶ)の白化木ボウル」
自然が生んだ偶然の造形を活かした、唯一無二の木のボウル。
木が生きてきた名残や生命感を感じさせる作品です。

木の節や朽ち、虫食いの跡さえも、自然が生み出した造形として受け止め、そのまま作品に昇華する姿勢。
それは、木という素材に誠実に向き合うELDの考えと、深く共鳴するものでした。

直接お話することは叶わなかったものの、店頭で伺った制作背景に深く惹かれ、後日ELDからご本人へご連絡を差し上げることに。
西さんは屋久島の南部を拠点に、木工ブランドSOLMU PUUT(ソルムプート)を主宰。
「樹木と人を結ぶ」という想いのもと、屋久島の自然が育てた樹木の生命力と向き合いながら、暮らしの中で長く寄り添い合う道具を生み出されています。
まるでオブジェのような静謐な美しさを持ちながらも、日々の中で使い込まれることを前提とした実用的な存在。

ELDの家具もまた、「世代を超えて長く大切に使われていくこと」を目指して製作しています。
使い手に長く愛されるものづくりという点において、目指す姿は深く重なります。

また、西さんは漆という伝統技法を用いながら、現代の空間にも馴染むモダンな表現を追求されています。
新旧の価値を取り入れながら、長く使い続けられる普遍的なものづくり。
それは、私たちが志すものづくりそのものです。

時間とともに風合いと愛着が深まっていく。
一生ものの手仕事を、わたしたちELDの空間で特別な時間をお届けできることを願っています。

ITEM

ARTIST

  • 西 優樹(ニシ ユウキ)

    屋久島の倒木などを活用し、自然の造形を活かした「樹木と人を結ぶ」木の道具を制作。
    「手を加えすぎない」ことを信条に、日々の暮らしがわくわくするような器や家具を生み出しています。
    漆を用いた新たな表現やオーダー制作も手掛け、大自然の息吹をそのまま家庭へと届けます。