「大胆かつ謙虚、誠実で力強くポジティブなエネルギー。モダンかつ成熟。こだわりは高いがヒューマニスト。上品で温かみがあり、大人であるが心意気は若い。」という変わらぬビジョンを持ち続ける、オーガニックコスメ&エステサロンの移転計画。ファサードは、アールを描くモルタル花壇と、自然の枝振りをそのまま生かしたハンドルを設えた木枠のガラス開口が街へ開く。店内へと進むと、床のモルタルとオーク羽目板が端正なバランスを見せ、中央にはシンボルツリーを内包した楕円のセンターテーブルが佇む。窓際に据えられた曲面モルタルのディスプレイ台や、奥の施術室へと緩やかに導く受付周りのアール壁など、随所に織り込まれた曲線ディテールが、ブランドの「体に優しいオーガニック」という思想を美しく体現している。